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充実した英語環境と「培い 育み 伸ばす 大脳教育」

 草木の芽から自然の力強い息吹が感じられ、生命力溢れる春がやってまいりました。お健やかにご成長されたお子さまのご進級とご入園を心からお慶び申し上げます。

 さて4月は、お子さまにとっても、そしてご父母さまにとっても新しい幼稚園生活の始まりで、嬉しい春とはうらはらに、心忙しい月でもあります。特に新入園のご父母さまは、「楽しく遊んでいるかしら?」「一人で泣いていないかしら?」と不安な面持ちでお子さまの降園を待っている方がいらっしゃるかもしれません。また進級されたご父母さまも新しい環境の不安から「前のクラスの方が楽しかった。」「○○先生の方が良かった。」などお子さまから否定的な声が聞こえ、「新しいクラスで大丈夫なのかしら?」と心配になることもあるでしょう。

 しかしお子さま達は毎日友達や先生達などたくさんの人や物事と接し、さまざまな経験を積んでいきます。その中で自分なりの対処の仕方も学んでいきます。お子さま達は必ず、新しい環境の不安を乗り越え、楽しさ、面白さを感じられるようになっていきます。新しい友達も先生のことも大好きになります。お子さま達の不安に一緒に同感するのではなく、お子さまに寄り添い、受けとめつつも、次の日には「いってらっしゃい!」と背中を押してあげてほしいと思っております。心配なことはいつでもご相談下さいね。

 今年度はEnglish teacherが9名になり、園内の英語の環境は益々充実していきます。English teacherと一緒に遊んだり、生活する中でEnglish teacherが大好きになり、「その先生は何て言っているんだろう?(インプット)」、「自分の思いを伝えたい!(アウトプット)」で英語を習得していきます。また色々な国や国の文化への興味も広がっていきます。英語を教えるのではなく、英語の環境で様々なことに興味関心をもち、自分で、または友達と一緒に、「知りたい・学びたい」という気持ちが育つよう、引き続きSTEAM活動にも力を入れながら教育活動を進めて参ります。

 さらにインターナショナル山の手幼稚園は「培い 育み 伸ばす 大脳教育」をスローガンに教育活動を進めております。「培う(土養う)」教育とは、力や性質などを養い育てていく教育で、文字・かず、運動など知力や体力を養うはたらきです。「育む(羽含む)」教育とは、親鳥がひなを羽の下に抱いて育てるようにして、一人ひとりのお子さまを育てていく「心の教育」であり、「しつけ」や「生活習慣」、「マナー」や「思いやりの心」を育てるはたらきです。そして「伸ばす(上達させる)」は、才能や技能、個性や感性などを伸ばしていく教育で、音楽や絵画などの芸術性を引き出し、伸ばしていく教育です。インターナショナル山の手幼稚園の特色ある教育活動を、大切な幼児期にたくさん経験できるよう、教職員一同力を注いで参ります。

 今年一年も、どうぞ温かいご支援とご協力をよろしくお願いいたします。

2022年04月11日